早いものでもう2月も終わりとなった。今更だが、昨年末の正月休みを利用して京都に行ってきたのでそのときのことを書きたい。私はとにかく京都が好きなのだ。日本を代表する大観光都市でありながらどこか落ち着くあの空気感がたまらくなく好きなのだ。
ちなみに、私は一昨年の秋、さらに4年前にも京都に行っており、大体の主要な観光地は訪れている。社会人になり3回目の訪問となるが、それでも京都にはまだまだ魅力あるスポットがある。
今回は1泊2日と短い滞在だったが、以前の記事でも紹介した通り御朱印集めにはまっていることもあり、小規模な寺社を中心に足を運んだ。本当は京都に暮らすようにのんびりと滞在したいのが理想だが、時間の都合上そうはいかないので比較的ベタではあるが、京都中心地の中でも行ってみたかった寺社を巡っており、それを中心に紹介したい。個別の寺社については別の機会に紹介するとして、今回の記事では年末の京都の大まかなルートをざっくりサクサクッと紹介するので京都を2回目、3回目と訪れる際の参考としてほしい。
ちなみに私の新幹線最寄り駅は新尾道駅である。新尾道駅は基本的にこだましか止まらないので福山駅で乗り換えする必要がある。ここら辺が不便なのだけど、以前は広島駅まで行っていたことを考えると尾道松江道ができて本当に便利になった。
今回の旅行では京都駅で「地下鉄・バス2日券」を購入した。京都のような交通機関がしっかりしている観光地では使ったほうが便利だし、いちいち乗り物乗るときに小銭を用意しなくてもいいというが気楽であり、ちょっとした距離でも気にせずスッと乗れるのが良い。
京都鉄道博物館
初っ端からかなり鉄分多めな場所。歴代の名車が並ぶ姿は圧巻である。子供連れにはとっておきの場所、そうでもない大人でも普通に感心することが多々あり、結構楽しめる場所でありおすすめ。
京都駅の西側にあり、バスで10分程度かかり今は若干アクセスが悪いが、2019年3月の「梅小路京都西駅」完成によりアクセスも改善されるはず。
ちなみに昼飯もここで食べたが、普通のファミレスより微妙かな・・・混んでるので窓側の席が眺めは良さそうだが、簡単に座れそうにないし、騒々しくて落ち着かないので食堂はあまりおすすめしない。
錦天満宮
鉄道博物館をしっかり堪能した後は京都駅に戻り、やはり四条方面に行こうということになり移動。お茶をしたり新京極の辺をふらふらとしているとやはり通ってしまい目立つので気になる錦天満宮。前回来た時も立ち寄った気がするが、大学時代を京都で過ごした嫁さんは京都に住んでるとそんなに気にならんと言っていた存在。確かにガイドブックとかにもほとんど掲載されていない。ちなみに菅原道真公を祀っているみたいなので学業にご利益があるかと思われる。
ホテルインターゲート京都 四条新町
フラフラとして疲れてきたので早めにホテルにチェックインすることに。比較的新しいホテルで昨年4月にオープンしたとのこと。(先日広島にオープンしたインターゲートホテルの記事を書いたが、それはここ京都のインターゲートホテルに先に泊まり気に入ったので泊まったのだ。)
にしても、このホテルの周辺環境の良さ。京都は都会でありながらこの落ち着いた感じが好き。この辺りもどんどんホテルができております。(実家がこの辺にあればな・・・いくら入るんだろ?というすぐ意地汚い発想をしてしまう。)
こちらの京都のホテルも広島同様コーヒーサービス等無料のラウンジサービスもあり、大浴場もあり落ち着いて過ごすことができる。また、絵付け体験等ワークショップイベントもある様子であり、外国人観光客もしっかりとターゲットにしているようだ。
京都を旅していて毎度思うのだが、碁盤の目のように街が整理されているのだが、地形に特徴なく意外と迷う。そして通りの名前がやたら多くこんがらがり、さらにはよそ者からは全く理解できない京都独特の住所には参らされる。
安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)
ホテルで少しゆっくりした後、バスに乗り二寧坂方面を目指す。しかしながら、京都の夕方の市バスの混雑っぷりはすごい。(12月30日だったので通常より観光客は少ないだろうに)これが昨今ニュースで話題の「オーバーツーリズム」というやつだろう。バスの中は外国人観光客であふれ、四条通りは大渋滞で数百メートル進むのに10分以上かかる。地元人はバスを使うと予定通り目的地にたどり着けないのでバスを乗るのを避ける。
こういった現象を体感できるのも旅の魅力の一つでもあるが、グーグルマップでは20分程度で到着予定のところを約1時間かけ、安井金比羅宮に到着。比較的こじんまりとした神社。
神社ではよく縁結びについてはよく聞くが、安井金比羅宮は悪縁切りを唄う珍しい神社。男女の人間関係の他、ギャンブル、病気等の悪縁が切れるのだとか。
僕は特に切りたい悪縁は特にない???が、このインパクトある「縁切り縁結び碑」を見たくて訪問。札に願いを書いて穴をくぐって、この碑に札を貼るという祈願方法だそうだ。穴をくぐるのに大行列ができていたので時間がなかったので今回はくぐらず…少し後悔
八坂神社
四条に来るとやっぱり気になるので寄ってしまった八坂神社。「祇園さん」の愛称で親しまれる。何度も来ているが、御朱印集めを開始して初めて訪れたため期待していたが、この日は夕方6時過ぎに到着したためすでに社務所は閉まっていた。夕方4時までには訪問する必要がありそう。
四条という繁華街のド真ん中にこんな大きな神社が鎮座する。古都京都ならではの贅沢な環境だ。
逆鉾
そろそろ暗くなってきてお腹も空いたので予約していた店に向かうことに。今回行ったのは木屋町にあるちゃんこ鍋の店「逆鉾」。1966年に元力士の逆鉾関が開いた歴史がある店。
食べ物のメニューは基本的にはソップ鍋しかなくシンプルなメニュー構成である。女性店主が手際よく箸で肉団子を作ってくれ、ニンニクが効いてパンチがある味。インスタグラムをチェックすると、やたらサブちゃんがご贔屓にしているようだが、それも納得の味だ。
というわけで、京都旅行の1日目を紹介してみた。すでに2、3回と京都に行ってる人もぜひ参考にしてほしい。