新年あけましておめでとうございます。今年こそはちゃんとブログを更新したいと決意はしましたが、如何せん飽き性なのでいつまでモチベーションが持つことやら・・・
今年は散々旅行には行っているので旅行関連の記事をぼちぼちとあげて、いい加減このブログの方向性を固めたいと思います。
というわけで、先日記念日休暇で城崎温泉に行ったのでその時のお話。
境港の1匹200万円というクレイジーな金額の松葉がにのニュースを見て冬は温泉とかにだ!!ということで記念日(11月22日=いい夫婦の日)旅行で城崎温泉へ行くことに。
日本全国全般に晴れ渡る中、山陰地方だけあいにくの雨。2018年は色々なところで天候に恵まれませんでした。到着したのは夕方だったので温泉街をぷらぷらするのは後にして宿にチェックイン。
今回泊まった宿は温泉街の中心地にある「つたや旅館」
司馬遼太郎が「竜馬がゆく」を執筆するのに泊まったとか桂小五郎が潜伏していたとかいう(全然時代が違うけど )何やら歴史がある旅館だ。結局私たち夫婦には文化や歴史よりかにが食べられるということのほうが重要なポイントなのであまり関係がない。
この旅館を選んだ理由はいつも通りamazonプライムで三田村邦彦の「おとな旅あるき旅」を見たからなのだが・・・
今回は予約を楽天トラベルで行い選んだプランは「お鍋でホクホク♪冬の味覚かにすき鍋満喫プラン」。かにすき鍋、ゆでがにの食事がついて二人で3万円台(平日)。かにシーズンの城崎はどこの旅館も宿泊料金は高いが、このつたや旅館は非常にお値打ち価格である。
旅館の建物自体はそんなに大きくない。仲居さんに聞いたところ全10室だそうだ。城崎温泉自体そんなに大きな旅館は少なく、この程度規模の旅館が多数並んでいる。
建物は新しいわけではないので、それなりの綺麗さだが、各部屋にトイレ、洗面台もあり、8畳に広縁もあり十分な快適に過ごせる。
部屋で落ち着くなり仲居さんに夕食の時間は6時からと指定されてしまったが、城崎では夜6時から7時の間の温泉街の店の多くが閉まり、7時からまた営業を再開するとのこと。城崎では外湯めぐりをする観光客が多いのでみんながフラフラ歩いて夕食の時間がバラバラだと小規模な旅館が多く、料理の個別対応が難しいので旅館組合全体をあげての取り組みなのだろう。
城崎といえば、やはりカニ!!
つたや旅館は外湯まんだら湯の近くにあり、比較的温泉街の中心部にあり、便利。結構中心部から離れた旅館だと、せっかく泊まっても外湯めぐりをするのが大変かもしれない。
夕食の6時まで少し時間があったので街を少し散策した後、部屋に戻ると今回の旅行の最大の目的のかにさんがすでにスタンバイ。
本日のメインはかにすき鍋を中心としたコース。量もたっぷりで一人2杯分はあった。さすが冬の味覚の王様松葉かに!下手な文章を書いても伝わらないが、とにかく旨い。それにしても、かにを食べだすと殻むきに夢中になり無口になってしまう。ビールを飲むのも忘れ作業に没頭するのであった。
コースはかにすき鍋のほかは
〇ゆでがに
〇かに味噌豆腐
〇造り(甘エビなど)
〇茶碗蒸し
〇雑炊
〇デザート
といった内容であった。冒頭にも書いたが、平日ではあるけど、かにがガッツリついて一人18,000円くらいと良心的な価格設定である。
かに以外で特に印象深かったのが濃厚で甘い造りの甘えび。かにだけではなく魅力的な魚介が揃っているさすが山陰地方(城崎は果たして山陰地方なのか?)。太平洋側や瀬戸内海側の魚とは比べものにならんのよ!!!
鍋のグツグツ写真を取り忘れいたのでいきなり雑炊の写真。かにさんのうまさが濃縮された一杯。かに鍋のしめはやっぱり雑炊。うまいのでついつい完食してしまったが、仲居さんに「全部きれいにさらっていただいてありがとうございます。」と言われ、少し恥ずかしかった。
城崎温泉の魅力はかにもあるが、外湯が7つもあったり、ロープウェイ(このときは雨で天候最悪だっけど・・・)もあったりと意外と見どころが多い温泉地。今からの季節はかなり雪が降るところ(日本海側の冬はなめてると恐ろしい・・・)らしいので天候にだけ注意して行けば、非常に良い温泉地だと思う。
まとめ
良い点
・町の中心地にあり、外湯めぐりに便利
・この値段でこのかにはすごい!!
悪い点
・施設設備は古いのでそれなり。遮音性はは気になるかも。(私は酔って寝たので気にならなかったが、奥さんは隣の部屋の女子大生の声が気になったみたいです。)
・内湯は狭いので外湯を満喫すること。
なかなかこういったタイプの小規模な旅館に泊まる経験がなかったが、旅館の方との距離感が近く対応も良く、私には非常に良く感じた。城崎温泉の外湯めぐりにはお勧めしたい。
クニ的勝手に評価:◉◉◉◉◎4.5点
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島485
TEL:0796-32-2511