【前編の記事はこちら】
京都好きの私クニつべ。
・小規模だけど個性的な寺社
・限りある時間を考慮した有効的な回りかた
何度訪れてもおもしろい京都をまとめたので紹介したい。
平成30年12月30日京都。前日はしっかりとちゃんこ鍋を堪能したので遅めに起きて朝食をとることに。朝食はホテルでとらず、イノダコーヒ本店に行くことに。
京の一日の始まりを優雅に。「イノダコーヒ 本店」

コーヒーではなく、コーヒです。
朝9時近くということもあり、すでに行列ができており、20分程並び、ようやく案内された。自分たちが案内された後もどんどん行列は長くなり、店外まであふれていた。通常なら朝飯食うために並ぶってことはまずないけど、この空間ならば我慢できる。
イノダコーヒは広島にも支店があるけど、本店のレトロで優雅な空間とはやはり全く違う。ゆったりと京の朝食(1,440円)をいただく。
コーヒはブラックで飲むもんだと勝手に自分は思っていたが、珍しく店員さんのおすすめに従いミルクと砂糖を入れてもらったら非常に美味しく、意外性をつかれた感じだった。
お金の神様にあやかりたい「御金神社(みかねじんじゃ)」
続いてはガイド本で見てから気になっていた御金神社(みかねじんじゃ)へ。ガイド本で見たときは結構大きな神社なのかと勝手に想像を膨らませていたが、閑静な住宅街の中にある意外とこじんまりとした神社だ。
しかし、この金色のインパクトある鳥居に外国人観光客(とくにアジア系)がどんどん吸い込まれている。いかにも宝くじが当たりそうな金運満々の神社である。あやかりたいものである。
陰陽師で有名な安倍晴明を祀る「晴明神社」
御金神社から二条城方面へ移動し、市バス9号に乗り晴明神社へ。それにしても、「地下鉄・バス二日券」を買っておいてよかった。京都は街の中隈なく市バスが走っており、大した距離でなくてもすぐバスに飛び乗れる。(前編の記事で書いた通り夕方は渋滞がひどいのでどうにもならないが)
陰陽師の映画で知名度がグンとあがった安倍晴明を祀る神社。この時代にこの星型のマーク、奇抜としか言いようがない。
もともとこの場所はwikipedia大先生によると、安倍晴明の邸宅があったらしい。そのためかこちらも閑静な住宅街の中にある比較的小さい印象を受ける神社だ。
御朱印とセットでオリジナルクリアファイルが販売されている。何かすごい・・・
モダンアートのような庭「銀閣寺」
次は白峯神社前まで移動し、市バスに乗り銀閣寺を目指すことに。金閣寺は修学旅行で行ったことがあったが、銀閣寺に訪れるのは初めて。
東山文化の代表銀閣寺。日本史の授業では金閣寺と比較して地味だとか貧乏くさいとか言われますが、大人になり訪れるとこの渋さの良さがわかります。
下手くそが撮っても写真映えするというかどの位置から見ても絵になるよう設計されている気がする。
安定の小籠包「鼎泰豊(ディンタイフォン)」
昼食は四条通りにもどり、高島屋の中にある鼎泰豊(ディンタイフォン)京都店へ。京都とは全く関係ない台湾を代表する小籠包が有名なレストラン。台湾で本店へ行ったときに衝撃を受け、広島にはないのでついつい旅行の度に寄ってしまう安定の味。京都感は全くないので写真を撮るのは忘れてしまった。
京都駅の新スポット 京都拉麺小路(ラーメンこうじ)
この日は天気が悪かったので観光は早々にあきらめ、早めに京都駅へ移動。新幹線の時間までしっかり時間があったが、お土産を選び時間を潰す。ずっと前日から良いものを食べているのでこの日の夕食はサクッと済ませることに。
京都駅の中には京都拉麺小路(ラーメンこうじ)という施設があり、全国のラーメン有名店9店舗が集まっている。せっかく京都に来ているので京都ラーメンの「ますたに」へ。ここ京都の店ということもあり、他店よりも行列は多く、20分以上並びようやく案内された。
以前京都を訪れたときは醤油ベーススープの「新福菜館」へ行ったが、今回の「ますたに」は鶏ガラベースのスープ。背脂が浮いて見た目はしつこそうなスープだが、味は意外とあっさりで細めのストレート麺と相性良くサラッといける。昔はこってり系のラーメンが好きだったが、年々あっさり味のラーメンがありがたく感じるようになってきた。
ラーメンを食べ、新幹線に乗り新尾道へ帰り、年末1泊2日の旅行が終わった。正月休みは毎年あるが、いつも特にどこに行くこともなく過ごしていたが、年末の雰囲気を旅先で感じるというのも新鮮味があり、おもしろい経験だった。
まとめ
と、昨年末に京都に1泊2日で行った際のコースを簡単にまとめてみた。人それぞれ行きたいところは違うだろうが、本当に京都は奥深く見どころが多い街だ。まだまだ京都にはたくさんの見どころがある。是非また訪れて新しい発見をしてみたい。